2011年8月7日(日) 今中哲二先生講演会@大阪女学院


◉ 私たちの暮らしとエネルギー

わかりやすい原子力のお話
~ 福島原発事故:科学・技術の発展が私たちにもたらしたもの ~

講 師 : 今 中 哲 二 先生(京都大学原子炉実験所・助教)

月 日 : 2011年8月7日(日)

開 場 : 13:15

講 演 : 14:00 ~ 16:30

場 所 : 大阪女学院 ヘールチャペル

大阪市中央区玉造2丁目26番54号

交通アクセス

環状線『玉造』下車 西500m 空堀町 交差点北入 徒歩8分、 地下鉄 長堀鶴見緑地線『玉造』下車 ① 番出口西へ 徒歩3分、 中央線『森ノ宮』下車西500m青少年会館西側入 徒歩10分、 市バス 幹線85系統(玉造-杭全)『玉造2丁目』下車すぐ正門
、 『清水谷高校前』下車北100m徒歩3分

対 象 : 大阪女学院の生徒・学生、職員、同窓生、保護者 と 友人
(上記以外でも、この講演会を聴きたい方は参加できます)

参加費 : 無 料 (カンパ制)

問合せ : Eメール    ahau60[あ]gmail.com(※[あ]を半角の@に置き換えて下さい。)
電  話   090−4584−7020(稲 垣)

※できる限りEメールでお願いします。

【申込み方法】

下記の ① ~ ⑤ を記入して、メールでお申込みください。
Eメール    ahau60[あ]gmail.com(※[あ]を半角の@に置き換えて下さい。)

① 氏 名

② 選んで下さい
a. 学 生 (中学・ 高校・短大・大学 年)  b. O B (     年卒)
c. 家 族 d. 職 員 e. その他 (どちらでこの講演会を知られましたか教えてください)

③ 申し込み人数 (本人を含む)

④ 連絡用メールアドレス (ない場合は電話番号)

⑤ 今中先生への質問

※ 当日は、参加を可としたメールのプリントを持参してご来場ください。プリントできない方は、携帯のメール画面で結構です。
※ お申込み、お問合せは、メールでお願いします。

メールアドレスをお持ちでない方は、電話でお申し込み下さい。

パンフレット1 ダウンロード
パンフレット2 ダウンロード

今中哲二先生は、震災の後すぐにチームを作って、文科省よりも早く福島県の汚染線量を測定する為に飯館村に入られました。
福島原発事故にともなう飯館村の放射能汚染調査報告は、毎日放送のTV 『その日のあとで ~フクシマとチェルノブイリの今 ~』 や、NHKのETV特集 『ネットワークでつくる放射能汚染地図』でも、放送されました。

【 講師プロフィール 】
今中哲二(いまなか てつじ)
京都大学原子炉実験所・助教.専門は原子力工学。
大学院時代より日本の原子力開発の在り方に疑問をもちはじめ 研究者としては、原子力を進めるためではなく、原子力利用に ともなうデメリットを明らかにするための研究に従事。
広島・長崎原爆による放射線被曝量の評価、チェルノブイリ原 発事故影響の解明、セミパラチンスク核実験場周辺での放射能 汚染調査などを行っている。
『チェルノブイリ事故による放射能災害―国際共同研究報告書』(編著)、技術と人間、1998、『チェルノブイリを見つめなおすー20年後のメッセージ』(共著)、原子力資料情報室、2006、『原発の安全上欠陥』(共著)、第三書館、1979 など

● ごあいさつ
3月11 日に発生した M 9.0という東日本大震災。それによって、福島第一原子力発電所 の事故という、世界中を震撼させる歴史に残ることが起きてしまいました。
いまだに収束のめどがつかない原子力発電所の問題は、これからますます拡大していきそう です。私たちはこれまで欲望に任せてあらゆるものを手に入れようと、様々なエネルギーを まるでそれが無尽蔵であるかのごとく貪ってきました。豊かな暮らしを手にしよう、幸せに なろうと突き進んできた結果が現在なのです。そしていま、私たちは豊かでしょうか?
そして本当に幸せでしょうか?福島第一原発の事故は、私たち自身のこれからの生き方を問 うています。今ここで私たちは「原子力」のことをきちっと理解し、これから何を選択して どう生きて行くべきかを真剣に考える時ではないでしょうか。
今回は、京大原子炉実験所の今中哲二先生に、大阪女学院まで来ていただけることになり 原子力の”いろは”から教えていただきます。今中先生に基礎的なお話をしていただき、い ろいろな疑問も徹底的にお聞きしようということで、講演、質疑応答を含め充分な時間を取 りました。「何も知らないので聞きにくい」とか、帰ってから「あーあのことも聞いておけ ばよかった」ということがないよう、どんどんご質問ください。できるだけ多くの、いろい ろな世代、職業の方々に来てほしいと思っています。
ご家族、お友達とお誘い合わせになって、お気軽におこしください。

主 催 : 大阪女学院高校 1985年卒有志
後 援 : 大阪女学院 中学・高等学校
協 賛 : 日本シェルターシステム株式会社

 

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