2011年9月10日(土) 大阪


講演者:小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)

日 時:2011年9月10日(土)14:00~

場 所:クレオ大阪中央セミナーホール
大阪市天王寺区上汐5−6−25
TEL 06−6770−7200

アクセス:四天王寺前夕陽ヶ丘駅(地下鉄谷町線) ①・②番出口から北東へ徒歩約3分

参加費:1000円

(参加される方は、megumi-tada@excite.co.jp にお申し込み下さい)

主 催:「さよなら原発」実行委員会

共 催:市民社会フォーラム

 

【小出裕章(こいで・ひろあき)さん】

「原子力こそ未来のエネルギー」という夢に燃え、1968年東北大学原子核工学科に入学。同大学院修了。
1974年、京都大学原子炉実験所 原子力基礎科学研究本部 原子力基礎工学研究部門に就く。
原子力に関する様々な基礎研究を行う(現助教)。
研究の過程で、原子力の危険性に気付き、平和利用はあり得ないと思うようになる。以後、安全ばかりが
強調される原子力開発に異を唱え、「批判や警告の先に究極の安全がある」という信念のもと警告を発し続け
てきた。
「都会に引き受けられない危険を過疎地に押しつけながら電気を起こすことに反対する選択しかない。原子力を選ぶか選ばないかは一人一人の生き方の問題である。私は科学に携わっている者としての責任を果たす」と、研究や講演活動に力を注いでいる。
著書に「放射能汚染の現実を超えて」「隠される原子力 核の真実」「原発はいらない」など。

【ごあいさつ】

東日本大震災による地震や津波の被害は甚大なものでしたが、今一番大きな問題になっているのは、福島第一原子力発電所の崩壊による放射能汚染です。
ところが放射性物質に汚染されたがれきの処分など、収束のめども立っていないなかで、早くも原発再稼働の動きがでています。
講師の小出先生は、「溶けた核燃料が容器の底を破って地下へ沈みつつある。地下水の海洋流出を食い止めねばならない」と発言されています。
地震大国日本で、また被爆地をもつ日本で敢えて原子力発電を導入した背景は何なのか、今わたしたちが選択すべき道は何なのかを、講師の小出先生と一緒に考えていきませんか。
子どもや孫たちに、そして若い世代に、これ以上汚れた日本を押しつけないためにも、一人一人が正確な情報を手にしていくことが大切かと思います。
ぜひご参加下さい。

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