2013年1月20日(日)  東京都 有機農業グループとのディスカッション


公開討論会「原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道」

討論者:
小出裕章氏 (京都大学原子炉実験所)
明峯哲夫氏 (有機農業技術会議)
中島紀一氏 (元茨城大学)
菅野正寿氏 (福島有機農業ネットワーク)

コーディネーター:大江正章氏

チラシ →20130120

日 時 : 2013年1月20日(日)

開  演 : 13:30~17:00 (13:00開場)

場 所 :立教大学 池袋キャンパス マキムホール(15号館) M202教室

アクセス:JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分

資料代:1000円(資料代:学生無料)

主 催  :NPO法人 日本有機農業技術会議

共 催  :日本有機農業学会、コモンズ

お問い合わせ:  NPO法人 日本有機農業技術会議
Yuki-gijutsu@coast.ocn.ne.jp
090-4520-7730(中島) FAX 0479-75-4690

 

 

今回の原発事故を経験して、有機農業と原発は原理的に相容れないことを痛切に実感しました。同時に、有機農業は安全性論だけに依存しすぎていたことへの痛切な反省も迫られています。今回の公開討論会ではそうした認識を踏まえて、以下の諸点について語り合いたいと思います。

①放射能の危険性をどのように認識するのか。とくに、内部被曝と低線量被曝の危険性認識をめぐって。

②「危険だ、避難せよ」という判断と呼びかけをめぐって。農業と風土的暮らしは土地を捨てては成り立たないことをどう考えるか。安全性の社会的保証と被災地復興の追求は、簡単には両立しないのではないか。

③放射能汚染の下で自然はこれからどのように推移していくのか。人は逃げられるが自然は逃げられない。

④科学者の役割とあり方。危険の中に生きる人びとへの助言も必要。煽ることから冷静な認識は生まれない。

 

 

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