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このウェブサイトでは

元 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章(こいで ひろあき)さんの講演情報を中心にお知らせしていきます。

行き届かない部分もございますがご容赦下さい。

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2022年5月末日 追記 小出裕章さんからのメッセージ

私は2015年4月に京都大学を定年退職し、信州松本に移住しました。「定年」とは現役労働者としての仕事を終えるということで、肉体的にも知的にも老いに向き合う時が来たと言うことです。私は自分の老いに自覚的でいたいと思い、老醜を晒すことなく消えていく道を自分の手で少しずつ敷くことにしました。
ただ、2011年3月11日に発生したフクシマ事故は今なお一向に収束できずにいますし、被害者の苦難はむしろ深まっています。私は原子力の旗は決して振りませんでしたが、京都大学原子炉実験所という特殊な場にいた人間として、フクシマ事故に対しては普通の人とは違う責任が私にはあると思います。そのため、定年退職後も、私が為すべき仕事はあると思いましたし、できうる限り、それを背負おうとしてきました。
その私は、2017年8月に「仙人への道」、2019年8月には「古稀に当たって」という文章を書きました。それぞれ以下のURL にあります。

http://www.go.tvm.ne.jp/~koide/Hiroaki/remark/hermit.pdf
http://www.go.tvm.ne.jp/~koide/Hiroaki/remark/70thbirthday.pdf

それらの文章に記したように、松本に移住して以降、連れ合いが英語教室を開くために市街地に部屋を借り、私はそこを事務所代わりに使ってきました。しかし、連れ合いが6月末に英語教室を閉じることになり、下の署名欄にある住所も電話も使えなくなることになりました。
いつかこの日が来ることは確実でしたし、「仙人への道」を書いてから5年、その日が来ました。電話は6月末以降使えなくなりますし、郵便物は年内いっぱいまでは受け取ることができますが、それ以降は受け取れなくなります。これまで購読してきた新聞や通信、雑誌などもすべてこの春で購読を終了しました。これまでも私信以外の印刷物は送らないようにお願いしてきましたが、今後はもし送ってくださっても受け取ることができなくなります。
メールアドレスは当面生かしておくつもりですので、どうしても必要なご連絡はメールにて下さるよう、お願いします。私信を送ってくださる必要がある場合、あるいはどうしても電話を使う必要がある場合には、お手数をおかけして申し訳ありませんが、一度メールでご相談させてください。
松本に来て以降、お引き受けする仕事を厳選するようにしてきました。フクシマ事故被害者の苦難が少しでも軽くなるよう、私ができることは今後もお引受けしようと思います。しかし、肉体的にはもちろん、記憶力、集中力、思考力が衰えてきたことを日々実感します。お引き受けする仕事については、しっかりと責任を果たしたいと思いますので、そのためにも、お引き受けする仕事を今後一層厳選しようと思います。我が儘を言って申し訳ありませんが、お許しください。

2022年5月末日
小出 裕章
長野県松本市開智1の1の1
phone: 0263-75-8098
(時刻をお約束した電話以外はほぼお受けできません。)
e-mail : koidehiroaki1949@yahoo.co.jp
HP :  http://www.go.tvm.ne.jp/~koide/Hiroaki/index.htm
(上の文章に記した通り、住所と電話は6月末日をもって使えなくなります。)